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京都で学生生活を送っていた頃、下宿のおばさんが差し入れてくれる「油揚と大根の煮物」や「大豆の炊いたん」などの一品のオカズが楽しみでした。

ハイ、私は白いご飯を炊いてお待ちしておりました。

あれを「おばんざい」って、呼ぶのですね。夕方、5時ごろになると、おばさん家の台所からにぎやかな話し声が聞こえてきて、お嫁さんとおしゃべりしながらおばんざいを拵えていたんでしょう。

 


京都を離れて30年以上経った今、急におばさんの味が懐かしくなり、「京のおばんざい御膳」の講座があることを知って、迷わず申込みました。普段から和食はよく作りますが、何か違うんです。おばさんの、京都のおふくろの味は…。その理由を知りたくて。

ということで、京の町屋でおばんざいづくりに挑戦です。

メニューはがんもどき(飛龍頭)とだし巻き、きゅうりの酢の物と炊き込みご飯。
なにより、がんもどきが手作りできるなんて思わなかったので、参加した友人と“びっくりぽん”やねぇ。

豆腐の水気を切って、あとは人参やインゲン、しいたけと混ぜて、丸めて油で揚げるだけ……なのですが、一丁の豆腐から12個のがんもどきができました。浸し汁には、昆布とかつおの出汁を使います。


  

だし巻き卵も、炊き込みご飯も、きゅうりの酢の物にも、全て出汁を使って、まあ、和食なら当たり前のことなのでしょうが、コレがおばんざいの基本です。

だし巻きには隠し味に、ミツバの茎と薄いハムを入れると風味が増すそうで。味噌汁は中味噌といって白味噌と赤味噌の中間の味噌でした。

 

「出汁さえあれば、何でも応用できるのよ」と講師のおばちゃんに言われて、何となく納得したのですが、三菜一汁を1時間弱でささっと作ってしまう「手早さ」にも驚きましたね。無駄なお金も時間も労力もかけないで、合理的な家庭料理の究極が京都のおばんざいなのですね。

 

今作った献立を別室でいただくのですが、これがまた素敵な坪庭を眺めながら、町屋体験ですよね。「何ども京都に遊びに来るけど、たまにはこんな体験もいいよね」と友人がつぶやきましたよ。

 

体験はここで https://wakjapan.com/ja/

和心館は今年8月にオープンしたばかりで、和にかかわる様々な体験ができて、外国の旅行客の利用も多いそうです。

因みに「おばんざい京の家庭料理」は@6046円。

京町家の雰囲気も旅心をそそられますよ。

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    • 筒井節代
    • 2016年 1月 20日

    京都のおばんざい作り面白かったね。また楽しい企画があれば誘ってね。

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